2025年7月19日（土）より放送開始となるTVアニメ『怪獣8号』第2期。
今回は、主人公カフカをはじめ、第1部隊の隊長・鳴海弦、副隊長・長谷川エイジ、小隊長・東雲りんなど、新たなキーパーソンたちが本格的に登場します。
さらに、第3部隊の隊長・亜白ミナ、副隊長・保科宗四郎、隊員・市川レノといったおなじみのメンバーや、因縁深い怪獣9号（擬態体）も引き続き物語に深く関わります。
第2期では、彼らの“声”にどのようなドラマが宿るのか──。本記事では、キャスト一覧からキャラクター別の演技解説、アフレコ現場の裏話まで、豪華声優陣の魅力を徹底的にご紹介します。
🎤 主な声優キャスト一覧
- 日比野カフカ／怪獣8号：福西勝也
- 亜白ミナ（第3部隊 隊長）：瀬戸麻沙美
- 保科宗四郎（第3部隊 副隊長）：河西健吾
- 市川レノ（第3部隊 隊員）：加藤渉
- 鳴海弦（第1部隊 隊長）：内山昂輝
- 長谷川エイジ（第1部隊 副隊長）：安元洋貴
- 東雲りん（第1部隊 小隊長）：花澤香菜
- 怪獣9号（擬態体）：吉野裕行
🔍 キャラクター＆声優 解説パート
日比野カフカ／怪獣8号（福西勝也）
“怪獣になった男”カフカを演じるのは福西勝也さん。第1期から続く彼の演技には、日常パートの飄々とした軽さと、覚醒時の凄絶な決意、その両極が絶妙なバランスで宿っています。
とくに第2期では、カフカが「味方であり怪獣」という曖昧な立場に立たされるシーンも増加。福西さんは、そんな複雑な内面を、熱量と繊細さを行き来しながら描き出しています。
亜白ミナ（第3部隊 隊長／瀬戸麻沙美）
第3部隊を束ねる冷静沈着な女性指揮官・ミナ。瀬戸麻沙美さんのクリアな声は、凛とした強さと優しさを併せ持ち、ヒロインでありながら“命を預けられる上司”としての存在感を見事に体現しています。
第2期では、ミナの過去や葛藤に触れるシーンも描かれる予定であり、瀬戸さんの感情表現の奥行きに注目です。
保科宗四郎（第3部隊 副隊長／河西健吾）
柔らかな京言葉と鋭い剣技でファンを魅了する保科宗四郎。河西健吾さんは、彼の“淡々としたプロ意識”と“内に秘めた熱”を巧みに演じ分けています。
第2期ではカフカとのバディ関係がさらに深まり、「怪獣を斬る」という役目に揺れる人間らしさが色濃く描かれます。その葛藤を河西さんがどう演じるのか、大きな見どころです。
市川レノ（第3部隊 隊員／加藤渉）
カフカの相棒的存在である市川レノ。第1期中盤からは正規の第3部隊員として任官し、カフカと共に実戦を重ねてきたレノ。第2期では、その経験を経た内面的な成長がさらに際立っていきます。加藤渉さんの演技は、初々しさと芯の強さを併せ持ち、レノの成長を丁寧に表現しています。
今期では、戦闘経験を重ねたことで変化する彼の内面──焦り、葛藤、そして覚悟──が鍵となるはず。加藤さんの繊細な演技が、視聴者の共感をさらに引き出してくれるでしょう。
鳴海弦（第1部隊 隊長／内山昂輝）
第1部隊を率いる天才隊長・鳴海弦。内山昂輝さんは、鳴海の冷静さと飄々とした独特のテンポを巧みに演じ分け、キャラクターに“理知と余裕”を宿らせています。
内山さん自身、「熱気ある現場で、鳴海の人間味に触れながら演じられた」と語っており、部隊長としての責任と、1人の戦士としての覚悟の両面が立ち上がる演技に期待が高まります。
長谷川エイジ（第1部隊 副隊長／安元洋貴）
鳴海の右腕として部隊を支える副隊長・長谷川エイジ。安元洋貴さんの低く落ち着いた声は、まさに“屋台骨”そのもの。彼の存在があることで、部隊全体の安定感が増します。
安元さんは「最後列で構える安心感を意識した」とコメント。第2期ではカフカや鳴海との掛け合いが増える中、その“静かな重厚感”がどう描かれていくかに注目です。
東雲りん（第1部隊 小隊長／花澤香菜）
第1部隊の若き小隊長・東雲りんを演じるのは花澤香菜さん。クールで職務に忠実なりんのキャラクター性を、花澤さんの透き通るような声が見事に表現しています。
「感情を抑えながらも芯にある“闘志”をどう出すかが難しかった」と語る花澤さん。りんの不器用な優しさや、仲間への信頼が滲み出るような演技に注目です。
怪獣9号（擬態体／吉野裕行）
人型に擬態し、防衛隊を翻弄する“知性ある怪獣”9号。吉野裕行さんが演じることで、敵でありながらどこか人間的な不気味さが増幅されました。
吉野さんは「狂気のバランスを探りながら演じた」と語っており、会話劇の中にもぞくっとするような違和感を醸し出します。第2期では9号の企みが本格化するため、彼の声が与える緊張感は物語を牽引する重要な要素となるでしょう。
📰 声優の収録コメント＆インタビュー
- 内山昂輝（鳴海弦役）：「熱気あふれる現場で、鳴海の“ぶっきらぼうだけど情がある”部分を大切にしました」
- 安元洋貴（長谷川エイジ役）：「隊員たちを支える“屋台骨”のような存在として、常に構えていられるよう演じました」
- 花澤香菜（東雲りん役）：「表情を変えずに熱さを出す演技が難しくも楽しかった。彼女の“静かな闘志”に注目してほしいです」
- 河西健吾（保科宗四郎役）：「“双貌キャラ”の演じ分けに挑戦できる貴重な機会。保科の葛藤に寄り添いたい」
🎬 アフレコ現場の雰囲気とスタッフコメント
第2期のアフレコは「第1部隊キャストの合流」によって緊張感と新鮮さが一気に高まったとのこと。福西勝也さんは「初期メンバーの安心感に加えて、新キャストの持ち込む空気が良い刺激になった」と語っています。
スタッフからも「声優陣の芝居の密度が、原作の緊張感を超える瞬間があった」と高評価のコメントが寄せられており、キャラクター同士の“呼吸”が感じられる収録だったことが伝わります。
🤖 声優起用で増す第2期の魅力とは？
第2期では「部隊間の力学」や「キャラの背景」がより複雑に絡み合うため、それを支える“声”の演技力が極めて重要です。鳴海×長谷川の“重厚な信頼”、ミナ×保科の“絶妙な温度感”、そしてカフカ×レノの“迷いと絆”。そのすべてに声優たちの解釈が活きています。
また、怪獣9号の存在が第2期の軸となる中で、吉野裕行さんが放つ“理知と狂気のバランス”は、視聴者の心に強く爪痕を残すはずです。アクションとドラマの境界線を“声”で越えてくる本作は、声優陣の演技が作品そのものの“体温”をつくっているといえるでしょう。
✅ まとめ：『怪獣8号』第2期を声で彩る豪華声優陣
今回は、『怪獣8号』第2期に登場する主要キャラクターと、それを演じる声優陣の魅力を徹底的にご紹介しました。
誰かの心を救う“言葉”。誰かの感情を背負う“声”。そんな「演じる」という行為の深さが、この作品には詰まっています。だからこそ──ただのアニメの続編では終わらない。第2期は、“声”から物語が立ち上がる。
『怪獣8号』第2期は、2025年7月19日（土）23:00より各局および配信プラットフォームにて放送・配信開始。
ぜひ、声優陣の息遣いひとつひとつに耳を澄ませて、その“熱”を受け取ってください。
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