『ブラックトーチ』作者は誰?漫画家のプロフィールと他の代表作まとめ

バトル

結論から言うと、『ブラックトーチ(BLACK TORCH)』の作者はタカキツヨシ氏。忍者×物ノ怪バトルという題材で「ジャンプSQ.」から生まれ、2026年夏にはTVアニメ化まで果たした注目の漫画家である。

2026年7月4日からTOKYO MXほかでTVアニメ『BLACK TORCH』の放送が始まり、原作漫画への注目があらためて高まっている。

「そもそも作者はどんな人?」「他にどんな作品を描いているの?」と気になった人も多いはずだ。

この記事では、タカキツヨシ氏のプロフィールとデビューの経緯、代表作、そしてアニメ化の詳細までを、出典を明らかにしながら整理していく。

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タカキツヨシとは?経歴と年齢のプロフィール

タカキツヨシ氏は日本の漫画家。アニメイトタイムズのプロフィール欄によれば3月20日生まれとされている。

作品によっては「高木勇志」という名義を使うこともあると、Wikipediaのプロフィール項目にも記載がある。

デビューは2016年、「ジャンプスクエアクラウン2016WINTER」に掲載された読切『FREAKS』だ。

Wikipediaの経歴欄によれば、このとき福岡で開催されたキャラバンを通じて、のちに『ブラックトーチ』の担当編集となる林士平氏と出会い、その後の打ち合わせを経て初連載『BLACK TORCH』の連載開始につながったという。

つまり持ち込みではなく、編集部主催のキャラバンという「場」での人的な出会いが連載誕生のきっかけになっているわけだ。

筆者としては、この経緯そのものが少年ジャンプ系レーベルにおける新人発掘のリアルな一例として興味深いと感じる。

作品の内容だけでなく「どう見出されたか」まで含めて、一人の作家のキャリアを立体的に理解できる材料だと言えるだろう。

ジャンル的には少年漫画を主戦場にしており、忍者・妖怪・バトルといった王道要素を、独自の情緒を持たせて描くのが持ち味だ。


『ブラックトーチ』はどんな漫画?あらすじと巻数をおさらい

『ブラックトーチ』は集英社発の漫画作品だ。

ピクシブ百科事典およびWikipediaの記述によれば、掲載は「ジャンプSQ.」2017年2月号から2018年4月号まで、その後Web媒体「少年ジャンプ+」に舞台を移し、2018年4月11日から同年7月11日まで連載された。

単行本はジャンプコミックスから全5巻で刊行されている。

  • 1巻:2017年4月4日発売
  • 2巻:2017年8月4日発売
  • 3巻:2017年12月4日発売
  • 4巻:2018年4月4日発売
  • 5巻:2018年8月3日発売

ほぼ4ヶ月おきのペースで、着実に完結までまとめられた作品であることが分かる。

物語は、忍の末裔として祖父に育てられ動物と会話ができる高校生・我妻弐郎が、森の中で傷だらけの黒猫・羅睺と出会うところから始まる。

羅睺の正体はかつて「黒き凶星」と呼ばれた伝説の物ノ怪で、その力を狙う物ノ怪や、物ノ怪の監視・排除を担う国の秘密組織「公儀隠密局」まで介入してくる、というのが大筋だ。

※画像はAIによるイメージ

個人的には、全5巻というコンパクトな巻数の中に「主人公の成長」「相棒との絆」「組織との対立」という少年漫画の王道要素を過不足なく詰め込んだバランス感覚こそ、この作品の隠れた強みだと考えている。

長期連載が当たり前になりがちなジャンプ系レーベルの中で、あえて畳みにいく構成力を見せた点は評価に値するはずだ。


もう一つの代表作『HEART GEAR』とは?休載と再開の経緯

タカキツヨシ氏には、『ブラックトーチ』に続くもうひとつの代表作がある。それが『HEART GEAR』だ。

Wikipediaによれば、『HEART GEAR』は少年ジャンプ+にて2019年4月3日から連載を開始し、単行本は全7巻。2024年6月に連載が終了している。

連載途中の2020年5月27日からは、タカキ氏の体調不良により一時休載となったが、2022年8月17日に連載が再開されたという経緯が同項目に記されている。

長期連載作品ならではの浮き沈みを経て、しっかり完結まで描き切った作品と言えるだろう。

筆者としては、無理に描き続けず、しかし物語を放り出すこともせず、7巻という形で完結させたこの経緯に、作家としての誠実さを感じずにはいられない。

体調と創作のバランスをどう取るかは、多くの連載作家が直面するテーマでもある。その中で「ちゃんと畳む」姿勢を貫いた点は、読者との信頼関係を大事にする作家性の表れではないだろうか。


2025年発表の新作読切『おはよう、邪神さん』とは?

タカキツヨシ氏は2025年11月16日、少年ジャンプ+の読切企画「サクヨミ+」にて新作読切『おはよう、邪神さん』を発表した。

海辺で黄昏れる少女の前に邪神が現れるというショートストーリーで、コミックナタリーも「海で黄昏れる少女の前に邪神が現れた」と紹介するかたちで取り上げている。

デビュー作『FREAKS』も、2019年10月24日から『創作4P「天才二人でも勝てないもの」』として、Twitter(現X)上で改題再掲載されているとWikipediaに記録がある。

筆者の見立てとしては、デビュー作『FREAKS』からブラックトーチ、HEART GEAR、そして『おはよう、邪神さん』まで、一貫して「人ならざるもの」と「人間」の関係性を描き続けているように見える点が興味深い。

物ノ怪、妖怪、あるいは邪神――タイトルに登場する存在の呼び名は変わっても、そこに宿るテーマは近い場所にあるように思える。

異形の存在を単純な「敵」として描かず、相棒や対話の対象として扱う傾向が強いのも、タカキ氏の作品に共通する特徴だと感じている。


アニメ化はいつ発表された?制作陣・キャスト・主題歌まとめ

『ブラックトーチ』のTVアニメ化は、コミックナタリーの報道によれば2025年3月9日に発表された。

制作を担当するのは、株式会社HIKE(東京都新宿区)傘下のデジタルアニメーションスタジオ「100studio」。同スタジオ所属の馬引圭氏が監督を務めることも同時に明かされている。

スタッフ体制は、キャラクターデザインを鈴木豪氏、シリーズ構成・脚本を市川十億衛門氏、音楽をやまだ豊氏が担当している。

主要キャストは段階的に発表され、まず我妻弐郎役・鈴木崚汰氏、羅睺役・上田燿司氏、鬼子母神一華役・千本木彩花氏、桐原零司役・榎木淳弥氏の4名が明らかになった。

ここで興味深いのは、この4名の発表がロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2025」のステージ上で行われたという点だ。100studioの発表資料でもそう明記されている。

日本のジャンプ作品のアニメ化発表を、まず海外の大型イベントで行うという順序は、原作が国内外で読まれてきた実績を踏まえた戦略だと見て間違いないだろう。

その後、2025年12月にはジャンプフェスタ2026のスペシャルトークステージで、司場涼介役に諏訪部順一氏、宇佐美花役に上田麗奈氏が追加キャストとして発表された(電撃オンラインの報道より)。

アニメは2026年7月4日からTOKYO MXほかで放送を開始。主題歌はOPをSiM「FREEZE ME UP」、EDをI Don’t Like Mondays.「Groooovy」が担当している。

配信面では、地上波同時配信でABEMA・dアニメストア・U-NEXTなどに展開したのち、2026年11月5日からはNetflixでも全話一挙配信が予定されている。

筆者としては、放送局と主要配信プラットフォームをほぼ網羅する形での展開規模を見る限り、連載終了から数年を経てもなお、原作が持つ世界観やキャラクターへの評価が根強かったことの裏付けだと考えている。

同じ「和風バトル×異形の存在」というジャンルには『鬼滅の刃』や『地獄先生ぬ〜べ〜』など先行作品も多いが、公儀隠密局という組織の思惑を絡めた点は、この作品ならではの独自性だと言えるだろう。


考察:タカキツヨシという作家から見えるもの(私見)

ここからは筆者自身の見立てを書いておきたい。

タカキツヨシ氏のキャリアを振り返ると、印象的なのは「体調不良による休載」と「再開」を経験している点だ。

『HEART GEAR』は2020年に休載し、2022年に連載を再開している。これは決して珍しいことではないが、個人的には作家としての誠実さを感じるエピソードだと思う。

また、『ブラックトーチ』が連載終了から約8年を経てアニメ化されたという事実は、少年漫画というジャンルにおいて示唆的だ。

必ずしも「連載が長く続いた作品」だけが評価されるわけではない。

全5巻というコンパクトな尺の中に、忍・物ノ怪・組織の思惑といった要素を過不足なく詰め込んだ構成力こそが、今回のアニメ化を後押しした一因だと筆者は見ている。

さらに、メインキャストの初お披露目をあえて海外の「Anime Expo」で行ったという事実も見逃せない。

これは単なる話題作りではなく、英語版の紹介文でも展開されているように、原作がすでに国内外で読まれているというデータに基づいた判断だったと考えられる。

国内向けの発表を海外イベントより先行させない――このプロモーションの順序自体が、制作サイドが原作のファン層をどう捉えているかを物語っていると筆者は見ている。

今後については、アニメの評判次第で原作コミックスの重版や、タカキ氏の過去作・新作への注目がさらに広がる可能性がある。

特に『おはよう、邪神さん』のようなショートショートは、作家の「今」の作風を知る手がかりとして、原作ファンには一読の価値があるはずだ。

ただし、これらはあくまで公表されている事実からの筆者個人の推測であり、断定できるものではないことは付け加えておきたい。


まとめ

『ブラックトーチ』の作者はタカキツヨシ氏。2016年に読切『FREAKS』でデビューし、集英社「ジャンプSQ.」「少年ジャンプ+」を舞台に活動してきた漫画家である。

代表作は『ブラックトーチ』(全5巻)と『HEART GEAR』(全7巻)の二本柱で、休載・再開を経て完結まで描き切った実績を持つ。

2025年発表の読切『おはよう、邪神さん』も含め、「人と人ならざるもの」を軸にした作風が一貫している点が、タカキ氏という作家を理解するうえでのポイントと言えるだろう。

そして2026年7月からのTVアニメ化は、原作が持つ世界観の強度と、国内外に広がったファンベースがあってこそ実現したものだと筆者は考えている。


よくある質問

『ブラックトーチ』の作者はどんな人ですか?

タカキツヨシ氏という日本の漫画家で、2016年に読切『FREAKS』でデビューし、初連載として『ブラックトーチ』を手がけた。作品によっては「高木勇志」名義を使うこともある。

『ブラックトーチ』は何巻で完結していますか?

ジャンプコミックスから全5巻で刊行されており、2017年4月から2018年8月にかけて発売されている。

タカキツヨシ氏の他の代表作は何ですか?

『HEART GEAR』が代表作のひとつで、少年ジャンプ+にて全7巻で完結。休載・再開を経て2024年6月に完結した。ほかに2025年発表の読切『おはよう、邪神さん』などがある。

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